FJD-FR4000ロボット芝刈機

制限を超えて全自動、思い通りに芝刈り。

産業用RTKテクノロジーとスマートビジョンシステムを搭載したFJD-FR4000ロボット芝刈機は、ワイヤーレスでバーチャル境界を設定し、センチメートル単位の高精度な位置決めを実現します。あなたの庭の独自のレイアウトに完璧に対応します。

定価:550,000円(税込)

※RTK対応の機器をご利用いただくにあたり、
以下のご準備が必要となります。
①RTK高精度測位サービスへの加入契約
②通信環境のご準備(プリペイドSIMカードまたはWi-Fi)
詳しくはこちら

GNSS+RTK方式を採用したワイヤレスロボット芝刈機の弱点

GNSS(Global Navigation Satellite System)とRTK(Real-Time Kinematic)技術を組み合わせた方式は、ワイヤレスロボット芝刈機において高精度な位置情報を提供する優れた技術として知られています。しかしながら、この方式にもいくつかの弱点があります。

信号遮断による影響

GNSS+RTK方式は衛星からの信号を基に動作しますが、この信号は建物、樹木、地形の影響を受ける可能性があります。特に庭に高い木々や障害物が多い場合、信号が遮断されて位置精度が低下することがあります。このため、開けた場所での使用が推奨される一方で、都市部や障害物の多い環境では性能が制限される可能性があります。

気象条件の影響

天候が悪化すると、GNSS+RTK方式の性能が低下することがあります。例えば、厚い雲や雨が衛星信号を遮ることで、位置情報の精度が悪くなることがあります。これにより、芝刈機が正確に動作しない場合が生じる可能性があります。

※設置条件として好ましくない場所=衛星信号の受信が安定しない場所

●衛星信号を遮断する可能性が高い
・樹木が多い林間地
・高いビル
・雨天や霧の発生が多い場所
●衛星電波を乱反射させる
・ソーラーパネルは電波を乱反射させる
・海や湖などの水面も電波を乱反射させる

※導入前にGPSアプリをダウンロードし、信号の強さを確認することを推奨します。
衛星受信数が20以上で利用可能。30以上で問題ありません。



産業用RTKテクノロジー

ワイヤー設置なし

刈取面積10,000㎡ ※1

最大登坂角度 33° (65%) 

スマート
ビジョンシステム

経路計画
自動充電

複数エリア管理
立ち入り禁止エリア管理

アプリ制御
OTAアップデート


10,000㎡を超える広範囲の芝刈り作業も効率的に対応

FR4000は、優れた耐久性と高精度な位置決め機能を備え、10,000㎡を超える広範な業務用芝生の管理に柔軟に対応します。信頼性の高い業務用芝生ソリューションとして、FR4000は利益と生産性の向上を実現し、人件費・燃料費・時間コストを大幅に削減します。

※実際の作業条件に応じて、芝刈り効率には多少の差が生じる場合があります。


ドロップ&ラン:芝刈りの新たなステージへ

FR4000は充電ステーションを設置する必要がなく、柔軟に作業ゾーンを設定して、ニーズに応じた芝刈り作業を開始できます。この革新的な機能により、芝生のメンテナンスがより効率化されるだけでなく、運用効率が向上し、最終的には高い商業価値をもたらします。


デュアルRTKソリューション:高精度と柔軟性を兼ね備えた次世代技術

Ntripモード 

RTK基地局の設置しなくても、RTKを利用可能です。芝刈ロボットを簡単に設定後追加の設定なしで起動するだけです。
※インターネット接続とRTK高精度測位サービス契約が必要です。
※地域によってはネットワーク環境により利用が難しい場合があります。


スマートビジョンシステム

インテリジェントな境界認識

草地を認識し、芝生のすべての範囲に最適な境界を確立して、驚くべきレベルの精度を実現します。

リアルタイムの 物体検出と回避

ステレオ カメラ、RGB カメラ、フロント バンパーを搭載し、優れた物体検出と回避を保証します。

強化されたビジョンナビゲーション

ビジュアル SLAM テクノロジーにより複雑な環境でもシームレスにナビゲートし、RTK 信号が弱いエリアでも中断のない動作を保証します。


10分でインストール:迅速、簡単、手間いらず

FR4000は、わずか10分で効率的な設置プロセスを採用しています。RTK基地局と充電ステーションのセットアップが含まれており、煩雑な準備を必要とせず、芝生のメンテナンスを迅速かつ簡単に始められます。​


注目のパフォーマンス

最大登坂角度 33° (65%)

最大 65% の傾斜を難なくこなし、33° の驚異的な登坂能力で急斜面を征服します。複雑な地形も安心して操作できます。

内蔵雨センサーとIPX5防水による優れた保護 

雨センサーを備えた設計で、降雨時に草刈りを一時停止し、FR4000 を元に戻す、水による損傷から FR4000 を保護する IPX5 防水構造を備えています。

盗難防止のためのセキュリティシステム ※3

PIN アクセス、アラーム機能、充電ステーションのペアリング、GPS 盗難追跡を組み合わせて、堅牢なセキュリティを提供します。

190Whの容量で長時間使用可能 

1回のフル充電で最大3時間の芝刈りが可能。 生産性を最大限に高め、中断しない芝刈り作業を実現します。


複数のセンサーを搭載:芝刈りの潜在的なリスクを低減

FR4000は、安全性と効率性を高めるために一連の高度なインテリジェントセンサーを搭載しており、安心して芝刈り作業を行えます。商業利用に設計されており、芝生や土地を最適に保護することで、芝生関連ビジネスに携わる方にとって最適な投資となります。​


芝生の管理&メンテナンス強化:スマートアプリ操作

遠隔リアルタイムモニタリング

この革新的な機能により、リアルタイムのカメラフィードで芝刈りの状況を確認でき、芝生のメンテナンスを詳細に管理することが可能です。芝刈り機を手動で停止したり制御したり、現在の位置を正確に把握したりすることができます。

フリート管理

高度なフリート管理機能により、世界中のすべての芝刈りロボットの位置とステータスをリアルタイムに確認でき、FR4000の円滑な運用と最大の生産性が確保されます。優れた制御と可視性により、ビジネスの潜在能力を最大限に引き出します。

作業スケジュールを設定する

芝刈りスケジュールを設定すれば、FR4000 が 24 時間体制で作業します。

芝刈りモードの選択※4

さまざまな平行移動モードを選択して、芝刈り効率を高めます。ファームウェア OTA アップデートによる追加モードにご期待ください。

刈り高を調整する

ニーズに合わせて、さまざまな領域に最適な刈り高を 10~50 mm に設定します。

複数エリアと立ち入り禁止区域の管理

刈り高やスケジュールをカスタマイズし、特定のエリアを避けるために立ち入り禁止区域を指定します。


厳しい条件下での正確な位置決めとナビゲーション


同梱物


主要諸元

型式FR4000
寸法645×444×420 mm
重量13.3 kg
刈り取り面積10,000㎡対応(最大4000㎡/1日)
境界設置バーチャル境界(ワイアレス)
最大登坂能力33° (65%)
マルチ区域管理対応
立入禁止区域管理対応
駆動後輪駆動
雨センサー有り
推奨使用温度0~55°C
防水レベル芝刈り機:IPX5、
充電ステーション:IP65、
RTK基地局:IP67
産業用RTKと強化されたビジョン有り
無線RTKモード&ネットワークRTKモード有り
ユーザーインターフェースキーボードとAPPコントロール
ファームウェアアップデートOTAによるAPPアップデート
接続4G & Wi-Fi & Bluetooth
物体検出&回避システムステレオカメラ&RGB カメラ&物理バンパー
リフトセンサー対応可能
セキュリティ                        PINアクセス、アラーム、GPS盗難追跡、
充電ステーションのペアリング
傾斜センサーあり
刈り幅255 mm
刈り高10~50 mm
走行スビート0.3~0.5 m/s
カッター回転速度範囲高、中、低
カッター材質6枚ステンレス製
カッター回転特定の角度を持つ平行ストライプ
デュアルバッテリー容量190 Wh
バッテリー種類リチウムイオン
充電モード自動および手動
自動充電機能 有り
1回フル充電で稼働時間180 分
充電時間120 分

備考:
※1. 1日あたりの最大芝刈り面積は4000㎡または1エーカーです。
※2. RTK 信号のカバー範囲は、オープンスペースで少なくとも 1km に及びますが、アプリケーションや使用シーンによって異なる場合があります。実際の使用方法をご参照ください。
※3. 盗難防止用のセキュリティ システムは、今後の OTA リリースで利用可能になります。プッシュメッセージを受信後、アプリ内アップデートを行ってください。
※4. 今後の OTA リリースでは、さらに多くの芝刈りモードが利用可能になる予定です。プッシュメッセージを受信後、アプリ内アップデートを行ってください。
※5. 掲載されている製品の写真と UI はイメージで、実際の製品をご参照ください。製品のアップデートにより、一部の製品の仕様や説明が異なる場合があります。このページのデータは、FJDynamics が設計した技術パラメータによって提供されており、テストデータは研究所から収集されたものです。実際の状況では、データはテスト ソフトウェアのバージョンや特定のテスト環境などの要因によって若干異なります。

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